ヒアルロン酸とは
美容の世界では老化防止に効果があると言われている、ヒアルロン酸とはどのようなものかを把握しましょう。
若さと美しさのもとであるヒアルロン酸は、米国コロンビア大学における研究で1934年に解明されました。
多糖体についての国際命名法によって1986年に決まった名称は「Hyaluronan(ヒアルロナン)」とされています。
ヒアルロン酸が持つ機能としては、細胞間、さらに繊維組織と細胞を密着させて水分を蓄えています。
ヒアルロン酸の保水能力は非常に大きく、ヒアルロン酸1について6000もの水分量を蓄えられるとされています。
保水効果のあるヒアルロン酸は、細胞同士を合致させてダメージを受けにくい状態にします。
ヒアルロン酸は、わたしたちの体内にもともと存在している、アミノ酸なのです。
関節の動きにも作用し曲げ伸ばしをしやすくする効果を発揮します。
併せて、血液中の栄養素をいろいろな細胞に届けるのに役立ちます。
こうして、体中でヒアルロン酸が重要な働きをしていますが、体内での存在量は年齢とともに減少します。
身体の中に最も多く持っているのは母親の子宮の中にいる時と言われています。
母親の胎内から出てくると徐々に少なくなり、20歳を過ぎると乳児の量の約3割に、50歳になった頃には10%くらいしか残ってないのです。
減る一方のヒアルロン酸を体に与えることができればよいのですが、それは楽なことではありません。
ヒアルロン酸の分子サイズは大きめなので、肌表面から肌の奥まで浸みこませるのは容易ではないのです。
それから、食材から摂るのも不可能に近いので、体の中で吸収するのも不可能に近いでしょう。
その対策としては、体の中でたくさん生成できるようにする研究や、より小さな分子での生成方法の開発などが常に行われています。